私について

今、私が絵を描く理由

最近、私が絵を描きたいと思っている理由がようやくわかりました。

今まで感情を我慢してた。
やりたいことも我慢してた。
だからまだよく自分のことがわからない。

自分のことを理解するために
自分を助けるために
自分ともっと仲良くなるために
私は絵を描きたいと思ったのです。

この先、自分のことがもっとわかったら
その目的も表現手法も変わっていくかもしれない。
だけど今はこういうことです。


今まで思ってたけど言えなかったことや
抑えすぎて忘れてしまった感情、隠してたこと、
きっと人から否定される、
理解してもらえないと思って諦めてたことを
外に出して自分を助けたい。
(誰かに恨みをぶつけたりするためじゃなくただ出したい)
自分を理解するためにやる。思考を外に出す。


人にうまく伝える自信ない、
理解してもらえる自信ないけど、
自分の中に時折出てくる美しいイメージを
人と共有して分かち合いたい。


手を動かすことをただ楽しむこと。
行動を継続させることを楽しむ。
テーマとかなくてもどうでもいい。
うまい下手もない。


上記のことをやるのに絵である必要はない、
文章とか音楽とかでも良い。
だけど自分は文や音より図で考えるほうが
理解しやすく、しっくりくる派だから
視覚芸術の分野が向いていると思う。

微細なニュアンスを伝えるために

何かを人に伝えたいとき、
文章を書く方が概念を伝えるには手っ取り早いし
より多くの人に理解してもらえる可能性が高いと思います。

絵は文章より描くのに手間がかかる。
文章なら、一言「黒い」と書けばいいけど
絵は実際に黒い絵の具を出して塗る作業がある。
だけど文章では伝えきれない
微細なニュアンスを表現できる。
一口に「黒い」と言っても色々な黒がある。
赤みがかった黒、青みがかった黒、白っぽい黒、、、
私の文章力では上手く伝えきれない
ニュアンスの部分を伝えるために
私は絵を描きたいのだと気付いたのです。

色や筆致、構図などを駆使して
自分が感じている微細なニュアンスを伝えたい。
ニュアンスを伝えるのには、
私にとっては文章より絵の方が手っ取り早い。

そしてそれが画面に十分に表現できた
伝えきることができたと思えたときが
絵が完成するときです。

私にとって絵は、
より深く伝えたい時用の言語で
コミュケーションツールなんです。

そしてこれから

色々な思い込み、
色々な偏見、
色々な都合の良いしがらみ、
そういうのを一つ一つ暴いていって
それらからできる限り自由になり
フラットになりたい、と思っています。

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