音楽って一気に世界観に
引き込むことができるなあと思った。
音楽の趣味が合えば、
他の趣味が合う以上に美意識が近いと感じる。
最近apple musicでchill outとかのキーワードで
プレイリストを漁っていて、
lo-fi hiphop が好きだなあって思った。
自分のやりたいことは
たぶんこういうことなのかなと思う。
ドラマチックなクラシックとかにも憧れる。
だけどベースにあるのは
このちょっと気だるい、基本的にやる気ない、
ずっとボーっとしてたい、
ずっと布団から出たくない、
ダラダラするのが好きな自分なんだ。
好きなだけ寝たいって子供の時から夢見てた。
今日は何も予定がないっていう日が
一番ワクワクする。
何もしなくていい日。
好きなだけボーっとできる日。
自分のしたいこと
やりたいことで埋められたスケジュールは
ありがたいんだけど、、、
何もしない暇な時間も自分にあげなきゃ
心が窒息しそうになってたんだと今気付いた。
ボーっとする時間は、
ありすぎると自己嫌悪でダメになる感じがあるけど
適量なら、もしかしたら絵を描くより大事かもしれない。
書く瞑想があるなら
音楽聴きながらボーっとする瞑想もあるんじゃないか。
瞑想かどうかは知らんけど、
自分の顕在意識の言葉を黙らせて
潜在意識の言葉が浮かんでくるのを待つ時間
という感じなのかな。
lo-fi hiphopには例のごとく
アートの時に感じるキラキラがまぶされて見える。
私は何にキラキラを感じるのか。
囁きのような優しさがある。
ガンガン主張するんじゃなくて、
独り言を囁いているかのような。
内容もドラマチックなものじゃなくて
平凡な日常のお話。
平凡な日常や無造作な自然をどれだけ美しく描けるか。
というチャレンジなのかもしれないな。
美しく描けるか、というのは
何かを盛る感覚じゃなく、
よく観察しないとわからないような
美しい部分を見出して
そこにスポットを当てて増幅させるイメージ。
美しい音楽や香りとかはたぶん、
ダイレクトに右脳というか直感というか
そこら辺にアクセスできる方法なのかもしれない。
だからインスピレーションが湧きやすい。
やらなきゃいけないことがたくさんあると
気持ちが雑になる。
だけど美しい音楽を聴くと
ささくれ立った心に潤いが広がって
養分を吸ったみたいに
美しいもので満たされて
丁寧な気持ちになれる。
心の養分とはそういうものなんだな。
気持ちが雑なときは、音楽を聴こう。